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2020.4.29

環境問題と社会的規範への取り組みの一環としてオーガニックコットンへの2つの認証取得

環境問題と社会的規範への取り組みの一環として

オーガニックコットンへの2つの認証を取得しました。

〇 2020年4月29日 国際認証GOTS(貿易取引とその製品)の認証取得

〇 2020年4月29日 国際認証OCS(organic 100)の認証取得

オーガニックコットンとは

オーガニック生産に基づく基準に従い、認証機関に認められた農地で、栽培に使われる農薬・肥料の厳格な基準を守って育てられた綿花のことです。

オーガニックコットン製品とは、オーガニック原料を使用して、化学薬品の使用による健康や環境的負荷を最小限に抑え、労働の安全や児童労働など社会的規範を守ることを前提に(GOTS認証)、紡績、織布、ニット、染色加工、縫製などの工程を経て製造した製品のことです。

なぜオーガニックコットンなのか

普通の綿花栽培では、かなりの量の化学肥料と農薬が使われており、自然環境や農家の人たちの健康に影響を与えます。
また過剰な化学肥料が土壌に残ると地下水の汚染、土壌微生物の消滅などにより、作物を育てる土壌の力が減少します。オーガニック原料の栽培は、水質や土壌の汚染を防ぎ、栽培者の健康状況を保護することができます。

オーガニックコットンと普通のコットン

収穫されるコットンそのものは、見た目も科学的なテスト結果でも、二つの違いを判別することはできません。

では、どうやってオーガニックコットンと証明できるのでしょうか。

ここで、認証機関(GOTS、OCSなど)の出番です。
畑をチェックし、農地管理や栽培方法を調べ、オーガニック基準に沿っているかを継続的に確認します。ですから、オーガニックコットンの製品は、調べれば、いつ、どこでとれた綿を使っているのかがわかるようになっています。

オーガニック・テキスタイル世界基準

GOTS(Global Organic Textile Standard)、OCS(Organic Content Standard) について

【GOTS認証とは】

GOTS(オーガニック・テキスタイル世界基準)は、代表的な国際基準策定機関によって、「繊維製品が正しくオーガニックである」ことを確保する、世界的な統一判定基準を定めるために開発されました。

GOTS認証を受けている商品は原料の栽培から、製品の製造、梱包、ロゴの使用、運搬、保管など、製品がお客様の手に届くまでオーガニック商品であることが証明されております。

GOTSの認定基準

〇 GOTS ver.5 和訳付き GOTS_Standard_5.0-EnglishJapaneseAlphabetical
〇 GOTS ver.6 英語  GOTS_Version_6.0_EN

【OCS認証とは】

オーガニック・コンテント・スタンダード (OCS) は製品におけるオーガニック原料の存在と量を検証し、生産から最終製品まで原材料の流れを追跡します。

OCS 100 は、95 パーセント以上の認証済みオーガニック原材料使った製品の製造、梱包、ラベリング、取引、販売に対応し商品がオーガニック製品であることを証明します。

OCSの認定基準

〇 OCS ver.3 英語 OCS-101-V3.0-2020.04.06-Organic-Content-Standard

GOTSとOCS違って?

OCSはオーガニック製品の原材料がオーガニック基準に則って、正しい使用基準に収まっていることを証明する基準です。一方GOTSは製品に対するオーガニック基準の順守にとどまらず、生産者の健康や環境的負荷を最小限に抑え、労働の安全や児童労働など社会的規範を守ることまでを管理していることを証明する基準です。

弊社はその両方の基準に対する認定(流通貿易業)を得ているため商品に合わせた柔軟な対応が可能です。

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